発達性協調運動障害


発達性協調運動障害(DCD: Developmental Coordination Disorder) と呼ばれ、発達障害の一つです。


特徴:
筋肉や神経、視覚・聴覚に問題がないにもかかわらず、体の動きをスムーズに調整することが難しくなります。特に、手足を同時に違う動きで使う「協調運動」に困難が生じます。


具体的な症状:
全身の協調運動が苦手

- スキップや縄跳びがうまくできない

- 自転車に乗るのが難しい

- ボールを投げたりキャッチしたりするのが苦手


手先の細かい動作が苦手

- ボタンを留めたり、靴紐を結んだりするのに時間がかかる

- 箸や鉛筆を正しく持つのが難しい

 -図形をきれいに描けない


楽器やスポーツの動きが苦手

- ピアノやギターの演奏で、両手を別々に動かすのが難しい

- ダンスや体操で、リズムに合わせて動くのが苦手


原因と影響:
発達性協調運動障害は、脳の運動機能を司る部分の発達の違いによるものと考えられています。これにより、体の動きを計画し、指示を出すプロセスに時間がかかることがあります。運動が苦手なことで、学校の体育や日常生活の動作に自信をなくすこともあります。


支援と対策:

- 作業療法やリハビリを通じて、協調運動の練習をする

- 動作を細かく分けて、少しずつ習得する(例:まずボールを両手で持つ → 軽く投げる → キャッチする)

- 環境を整えて、できることを増やしながら自信をつける


運動の苦手さは工夫次第で改善できることも多いので、適切な支援を受けることが大切です

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