ADHD(注意欠如多動症)

発達障害の一つである 注意欠如・多動症(ADHD) は、脳の機能障害により、日常生活にさまざまな困難をもたらします。ADHDの主な特性として、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つが挙げられます。


不注意(集中が続かない・物をなくしやすい)

ADHDの特性の一つである 「不注意」 には、以下のような特徴が見られます。

  • 話を集中して聞くことが難しい :会話中に気が散ってしまい、大事な部分を聞き逃してしまうことがあります。
  • 作業が不正確になりがち :細かいミスが多く、課題や仕事で注意が散漫になることがあります。
  • 物をよくなくす :鍵や財布、文房具などをどこに置いたか忘れてしまい、探し回ることが頻繁にあります。
  • 計画的に物事を進めるのが苦手 :締め切りを守るのが難しく、時間配分を誤ることが多いです。


多動性(落ち着きがない・じっとしていられない)

「多動性」 の特性を持つ人は、以下のような行動が目立ちます。

  • 体を絶えず動かしてしまう :手や足をそわそわ動かしたり、座っているべき場面でも立ち上がってしまうことがあります。
  • じっとしているのが難しい :授業や会議の途中で席を離れてしまったり、必要以上に動き回ることがあります。
  • 静かな環境でも落ち着かない :読書や勉強など、静かに集中する場面でソワソワしてしまうことが多いです。


衝動性(思ったことをすぐ口にする・順番を待てない)

「衝動性」 には、次のような特徴がみられます。

  • 思いついたことをすぐ口に出してしまう :周囲の人が話している途中でも割り込んでしまったり、考える前に発言してしまうことがあります。
  • 順番を待つのが苦手 :レジやバスの列で待つのが苦痛で、順番を飛ばしてしまうことがあります。
  • 感情をコントロールするのが難しい :カッとなって怒ってしまったり、衝動的に行動して後悔することがあります。


ADHDの特性は個人差が大きく、すべての人に当てはまるわけではありません。また、工夫や支援によって、日常生活での困りごとを軽減することも可能です。自分に合った対処法を見つけることで、より快適に生活できるようになります。


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